2022年度 社会調査法研修 質的調査法入門(オンライン研修)
定員に達したため、応募受付を終了しました。
2022年度 社会調査法研修
国際協力に携わる実務者のための 質的調査法入門(オンライン研修)
質的研究の本質的な考え方と質的社会調査の代表的な手法が、国際協力分野の事例と簡単な演習を通して学べます。 国際保健分野の現場経験が豊富な講師が実践例と共に教えます。 インタビュー、フォーカスグループディスカッション(FGD)、システマティック・データ収集法*をカバーします。 *調査対象地域の住民の内なる観点、認識を明らかにするための情報を収集する方法の一つで、フリー・リスティング、パイルソート、ランキングなどが含まれます。 日時2022年7月21日(木)、22日(金)両日ともに13:00~17:00(計8時間) |
![]() 講師:松山章子氏
(津田塾大学教授) |
参加方法
Zoomを用いたオンライン開催(要申込)対象
国際開発・国際協力事業等に従事する実務者(開発コンサルタント、NGO職員、国際機関職員、民間企業社員、自治体職員等)
講師
松山 章子 氏(津田塾大学 学芸学部 多文化・国際協力学科 教授)専門は、「開発と女性の健康」、「医療人類学」。ハーバード大学公衆衛生大学院(MPH)、ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院(Ph.D.)修了。国連(UNICEF)、NGO、JICA専門家などを経て2005年長崎大学国際連携研究戦略本部准教授に就任し、2010年から2017年まで長崎大学国際健康開発研究科および熱帯医学・グローバルヘルス研究科の教授を務める。2019年4月より、津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科教授に就任。これまでフィリピン、パキスタン、バングラデシュ、ネパール、インドネシアなどに赴任しリプロダクティブ・ヘルス、社会開発の分野の国際協力活動や研究に従事。
内容詳細
●事前課題:フォーカス・グループ・ディスカッション(FGD)の事例映像(約30分)の閲覧●当日の流れと内容(予定)
※時間および内容は変更の可能性があります。
1日目 | 時間 | 内容 | |
開場 | 12:45-12:55 | Zoom入室開始、カメラとマイクの接続確認 | |
第1部 | 13:00-13:10 | 事務連絡 | |
13:10-14:30 | 講義 | 研修の目的と概要 質的研究とは何か?フィールドワークの特徴、データ収集方法 |
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第2部 | 14:40-16:00 | 講義と演習 | インタビューによるデータ収集 「Probingでインタビューを深めよう!」 (ペアになってお互いをインタビューします。) |
第3部 | 16:10-17:00 | 講義 | FGDによるデータ収集 1日目のまとめ:ディスカッション |
2日目 | 時間 | 内容 | |
開場 | 12:45-12:55 | Zoom入室開始、カメラとマイクの接続確認 | |
(続)第3部 | 13:00-13:45 | 講義 | FDGから学ぶ:ビデオ視聴とディスカッション |
第4部 | 13:45-16:15 | 講義と演習 | システマティック・データ収集法 (研究事例紹介を含む) |
16:25-17:00 | 質疑応答 | 総括:ディスカッション |
参加費
一般:16,000円(税込)FASID賛助会員(法人会員※・個人会員): 12,800円(税込)
※FASID賛助会員(法人会員)の名簿はこちらからご確認ください。
定員
20名程度お申込み締切
定員に達したため、応募受付を終了しました。たくさんのご応募をありがとうございました。
※お申し込み多数の場合、上記より前に締め切らせていただくことがありますので、どうぞ早めにお申し込みください。また、お申し込み人数が少ない場合、実施を見送らせて頂くことがあります。
お申込み方法 参加ご希望の方は、以下の①または②のいずれかの方法でお申し込みください。
①外部のイベント管理サービスPeatix (ピーティックス)からのお申し込み※参加費のお支払いはクレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、PayPal)となります。ご利用には、Peatixのアカウント登録(無料)が必要です。
②FASIDのオンラインフォームからのお申し込み
※参加費のお支払いはFASIDの銀行口座(三井住友銀行)へのお振り込みとなります。お申し込み後に、お振り込み先情報をご案内します。
■お申込みからご参加までの流れ、および、参加における留意事項:
・お申込みいただいた方に、ご案内メールをお送りいたします。メールが届かない方は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
・お振り込みの場合、ご入金の確認には2営業日程度かかります。
・開催日が近づきましたら、別途メールにてZoomのURLをご案内します。
・お客様の通信環境や接続状態によっては配信が途切れたり、聞き取りづらくなったりする可能性がございます。通信環境の良い場所からご参加ください。
・お客様の機器やインターネット接続・通信環境を原因とするトラブルなどが発生した場合、参加費の返金には応じかねます。
■キャンセルについて
・お客様のご都合によりキャンセルされる場合は、なるべくお早めにお知らせください。
・2022年7月15日(金)正午を過ぎてのキャンセルは、以下のキャンセル料が発生します。
キャンセルご連絡日 | キャンセル料 |
2022年7月15日(金)正午~2022年7月19日(火) | 5,000円 + 当財団による振込みにかかる手数料 |
2022年7月20日(水)以降 | 参加費の100% |
ご不明な点がございましたら、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
その他留意事項
- 研修では、Probingを使ったインタビューの演習を行います。携帯電話等の機能を使って録音ができる方は、ご自身のインタビューを録音されることをお勧めします。演習は、インタビューの練習のみですが、研修後にご自身のインタビューの振り返りにご活用ください。
- 100%の出席をされた方に、修了証書(PDF版)を発行します。
参考文献
- 松山章子 『国際保健研究における医療人類学のアプローチ―観察と記述に基づいた質的研究』、日本国際保健医療学会雑誌、2011年、第26巻、第2号、pp81-92
- ウヴェ・フリック、小田博志他訳、「質的研究入門ー人間科学のための方法論」、春秋社、2002年
- H. Russell Bernard. Research Methods in Anthropology: Qualitative and Quantitative Approaches. Altamira Press. 2006.
お問い合わせ先
一般財団法人 国際開発機構(FASID) 人材開発事業部:松本〒106-0041港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル6階
Email: srm-qltv@fasid.or.jp
TEL: 03-6809-1996