FASID 一般財団法人国際開発機構

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ケース・ライブラリー

 授業・研修の場では、「先生」の講義→質疑応答という進め方が一般的です。このような進め方が適当である場合も勿論ありますが、内容によっては、ある問題を自分の事として考えたり、ディスカッションに重点を置くことにより生徒(研修参加者)の意識を高め、現実の問題として状況を分析することができることがあります。また、自分とは立場の違った人間になりきって問題を違った角度から見るという経験が、物事の理解に役立つこともあります。
 
 このように、学ぶ側の興味と意欲を引き出しながら“行動的に”学習する方法のひとつに、ケース・メソッドがあります。ケース・メソッドでは、生徒や研修参加者が、一方的に知識を受け取るのではなく、生徒同士、先生と生徒の間のやりとりによって、お互いに刺激を受けながら学習を進めていきます。学ぶ側による問題の分析→ディスカッションがケース・メソッドの基本です。
 
 このような方法で学ぶのに適したテーマは、開発分野では、政策やプログラムなどの立案や実施・評価、NGOなどの組織の運営・管理、職場倫理、危機管理、援助協調などがあります。

 FASIDでは、1994年から2010年までの間に実施したケース・メソッド・セミナーの参加者によって書かれたケース(事例教材)のうち、開発援助分野の教育・研修に特に有用であるものを選び、FASIDケース・ライブラリーとして保管しています。

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TEL: 03-6809-1996
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