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2025年 12月16日(火) 19:00~ 第157回 CSR BOP ウォッチ 事例で考える栄養改善の取り組みー「食と栄養」の社会課題解決に向けた味の素ファンデーション事業紹介およびガーナ栄養改善プロジェクト(GNIP)の過去5年の進展について

第157回CSR BOPウォッチ  事例で考える栄養改善の取り組みー「食と栄養」の社会課題解決に向けた味の素ファンデーション事業紹介およびガーナ栄養改善プロジェクト(GNIP)の過去5年の進展について

講演内容:

 公益財団法人 味の素ファンデーションは、「食と栄養」の社会課題解決に特化した事業運営をしています。現在は以下の現在4つの活動を展開しています。

①    食の力による防災支援・復興支援事業
②    ガーナ栄養改善プロジェクト(GNIP)
③    AIN PROGRAM(現地活動の支援を通して食と栄養改善を目指す公募型助成)
④    VINEP(ベトナムでの栄養制度創設プロジェクト)

 この中で、「ガーナ栄養改善プロジェクト」について、以前に本会(2020、2021年)で紹介させていただきました。
 本プロジェクトは、依然として深刻な健康問題である栄養不足による子どもたちの発育不全や微量栄養素欠乏症について、栄養サプリメントを開発・提供することで解決に繋げようというものです。具体的には、Koko(ココ)と呼ばれるガーナの伝統的な離乳食に不足する栄養を強化するため、「KOKO Plus®」という独自の栄養サプリメントを開発し、有償で提供しています。
 しかし、誰がどのように KOKO Plus® を提供すれば、お母さんたちはその気になるのでしょうか。誰が栄養改善を必要とし、そうした人たちにどのような仕組みで届けるのが最も効果的なのでしょうか。「ガーナ栄養改善プロジェクト」を事例にみんなで考えてみませんか。

 味の素ファンデーションが、これまでどのような工夫や試行錯誤を重ねて来たのか。その実際の取り組みについて、以下の点から報告させていただきます。

・自走を目指す社会貢献ビジネスモデルを構築する上での苦労
・官民連携のプラットフォーム構築と行動変容を通じた事業展開
・適用拡大による学校給食への展開・展望

講師:

本多正史氏(味の素ファンデーション ガーナ駐在 兼 KOKO Plusファンデーション カントリーダイレクター)
 味の素株式会社に2004年入社。食品研究所にて栄養整理に関わる基礎研究、リテール製品開発に従事。母子栄養改善プロジェクト(マラウィ)、海外での食品事業立ち上げ支援、ベトナム味の素社R&D副部長等を経て、2025年7月より現職。

石渡裕氏(味の素ファンデーション 専務理事)
 味の素株式会社に1997年入社。約20年間、研究開発業務(植物代謝、味覚・嗅覚受容)に従事後、経営企画部(コーポレートガバナンス)、R&B企画部(新事業開発)を経て、2025年7月より現職。

開催日時:

2025年12月16日(火) 19:00~21:00 ハイブリッド開催

参加費:

無料

申込み:

1)締切り:12月15日(月)12時
2)以下のURLより、Google formでの申し込みをお願いいたします。

https://forms.gle/Xwd9yLBpQ7QrfaAh8

FASID オフィスにおける対面とオンラインのハイブリッド開催となります。
講師は対面でのご参加になります。
開催前日にFASIDからメールにてOnlineでの参加方法をご連絡致します。
会場地図:www.fasid.or.jp/access/

お問い合わせ先

国際開発研究センター 担当:永井・朝戸
メール:psp★fasid.or.jp(★を@に変更してください)
電話:03-6809-1997
 
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