FASID(財)国際開発高等教育機構 Foundation for Advanced Studies on International Development
サイト内検索
>>English Site

●○●
人道支援の国際基準
品質管理と説明責任を学ぶ能力強化研修

                          ●○●

2012年1月30日ワークショップIN東京
2月2日から7日トレーナー育成研修IN東京
2月9日ワークショップIN仙台

                         ※応募用紙は本ページ最後からダウンロードできます。

今日のグローバル化が進んだ国際社会において、人道支援や開発協力を行う団体は、災害や紛争の現場において、以前にも増して多くの関係者(ステークホルダー)と関わり合いを持ちながら活動を進める中、説明責任(アカウンタビリティ)やより質(クオリティ)の高い事業を実施することが求められています。
そのような中、この度の東日本大震災の支援の現場では、NGOやNPOは、刻々と変化する被災地・被災者のニーズに速やかに対応しながら、様々な関係者と協力、調整しながら支援活動を実施することが求められました。多くの団体にとって国内での災害支援活動は初めての経験であり、かつ参考にできる考え方や事例も限られていました。私たちは、被災地・被災者のニーズに十分に対応できているでしょうか。
この度、チャーチ・ワールド・サービスとJANICは人道支援の品質管理や説明責任についての国際基準(スフィア・スタンダードとHAP基準2010 )を学ぶ研修を実施いたします。より一層質の高い支援を実施したいとお考えの管理者、実務者の方々にぜひご参加いただければ幸いです。

1. 品質管理と説明責任を学ぶワークショップ(日英同時通訳)
WORKSHOP ON QUALITY & ACCOUNTABILITY
日時: 2012年1月30日  10:00-17:00
会場: JICA研究所
東京都新宿区市ヶ谷本村町10-5
Tel: 03-3269-2911
http://jica-ri.jica.go.jp/ja/about/access.html
目的: 人道支援の国際基準(スフィア・スタンダードとHAP基準2010)の基礎を学びます。
参加資格: このワークショップは人道支援に関わるNGO/NPO、政府関係などで働く人の参加を考え構成されています。
スフィア・スタンダードやHAP基準2010について特にこれまで学んだことのない組織の管理者の方、ある程度経験のある実務者の方。
主催: 外務省
協力: チャーチ・ワールド・サービス アジア太平洋、特定非営利活動法人 オックスファム・ジャパン、特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)、ピースボート災害ボランティアセンター、Wesley Foundation

2. トレーナー育成研修(英語)
TRAINING OF TRAINERS (TOT) ON QUALITY & ACCOUNTABILITY (ENGLISH)
日時: 2012年2月2日-7日 10:00-18:00
会場: ウェスレー・センター(Wesley Center)
東京都港区南青山6-10-11
Tel : 03-6427-4696
http://wesleyfoundationjp.com/en/access.html
目的:    研修修了者がHAPやスフィア・スタンダードについての基本的な研修を実施できるようになることを目的としています。
期待される成果: 修了者は認定証を受け取り、認定トレーナーとしてHAPやスフィア・スタンダードについての基本的な研修を実施できるようになります。
参加資格: この研修は、NGO/NPO、政府関係などで働いている人の参加を考え構成されています。
- HAPやスフィア・スタンダードについての知識があること。知識がない場合は、1月30日のワークショップに必ず参加すること。
- 研修実施経験があることが望ましい。
- 組織の品質管理や説明責任、モニタリング・評価、災害救援、防災などの仕事に携わっていることが望ましい。
- 所属組織が品質管理や説明責任の取り組みに協力的であること。
- 事前に配布された資料を読むなどの準備ができること。
- 組織内、もしくは組織外で、品質管理や説明責任についてのオリエンテーションを実施する意思がある。
- 品質管理と説明責任の向上に取り組むワーキング・グループに参加する意思がある。
- 英語で研修を理解することができる。
主催: チャーチ・ワールド・サービス アジア太平洋、特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
協力: 特定非営利活動法人 難民支援協会、特定非営利活動法人 オックスファム・ジャパン、ピースボート災害ボランティアセンター、Wesley Foundation、財団法人国際開発高等教育機構(FASID)

3. 品質管理と説明責任を学ぶワークショップ(日英同時通訳)
WORKSHOP ON QUALITY AND ACCOUNTABILITY
日時: 2012年2月9日 10:00-17:00
会場: エマオセンター(Emmaus Center)宮城県仙台市青葉区錦町1-13-6
Tel:022-222-0998  http://www.uccj.jp/
目的:    このワークショップでは、人道支援の国際基準(スフィア・スタンダードとHAP基準2010)の基礎を学びます。
期待される成果: ワークショップ参加者は、人道支援の国際基準(スフィア・スタンダードやHAP基準2010をどのように取り入れていくかを、国際基準ができた歴史的背景、方法論などと共に学びます。
参加資格: このワークショップはNGO/NPO、政府関係などで働く管理者および実務者の参加を考え構成されています。
スフィア・スタンダードやHAP基準2010をこれまで学んだことがなかった人。
主催: チャーチ・ワールド・サービス アジア太平洋、特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
協力: 特定非営利活動法人 難民支援協会、特定非営利活動法人 オックスファム・ジャパン、ピースボート災害ボランティアセンター、Wesley Foundation


トレーナー紹介
ウマ・ナラヤナン(Uma Narayanan)
人道セクターにおける、人的資源、中規模から大規模な組織の組織開発が専門。これまで東南アジアや南アジアにおいて、組織開発と人的資源開発の実践者として10年以上赤十字と赤新月社などで働いてきた。組織開発と人的資源開発の実践者として直接、間接に災害支援に携わっている。これまでに、数多くのプログラム・レビュー、評価、教訓を導き出す、組織アセスメントを実施してきた。チャーチ・ワールド・サービス パキスタン/アフガニスタン事務所における彼女の役割は、スフィア・スタンダードやHAPの研修などを通して、アジアにおける人道支援の品質管理と説明責任を促進することである。これまでに国内外の組織を対象に、100回以上のワークショップや研修を計画、実施、ファシリテートしている。ウマは人道セクターの品質管理と説明責任に非常にコミットしている。

ジェイミー・ムン(Jamie Munn, PhD)
人道的課題や組織開発が専門の社会科学者である。2008年からHAP Internationalで働き、20回以上エイド・セクターの説明責任、クレーム対応、援助のコミュニティ参加のための権利アプローチについてのトレーニングやワークショップ、国際的な参加者を対象の講義を行っている。チャーチ・ワールド・サービス パキスタン/アフガニスタン事務所の人道支援の説明責任と品質管理保証の責任者になる前は、HAPで、メンバーと非メンバー組織の組織開発アドバイザーとして、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカでHAP基準についてのベースライン・アナリシスを行った。それ以前は、ジェンダー、人道支援、紛争後社会が専門で、国際政治と人権をイギリスの大学で教えていた。

お知らせ:
研修費は無料ですが、交通費、宿泊費、食費などの費用は参加者の負担です。
お申し込みは、申込用紙に必要事項を記入し、以下の宛先までメールでお送りください。

お申し込み宛先 締切
1月30日ワークショップin東京 難民支援協会(protection12@refugee.or.jp) 1月20日
2月2日から7日トレーナー育成研修 CWS東京事務所(cwstokyo@gmail.com) 1月17日←延長しました
上記二つに参加される方 CWS東京事務所(cwstokyo@gmail.com) 1月17日←延長しました
2月9日ワークショップin仙台 CWS東京事務所(cwstokyo@gmail.com) 1月20日

トレーナー育成研修については、1月20日までに選考を行い、参加の可否をご連絡いたします。 東京でのワークショップとトレーナー育成研修の両方に参加される方は、CWS東京事務所にまとめてお申し込みください。

お問い合わせ:
チャーチ・ワールド・サービス アジア太平洋 東京事務所 担当:伊藤
住所:東京都新宿区西早稲田2-3-18日本キリスト教会館6階4号室
Tel: 080-4462-0716   E-mail: cwstokyo@gmail.com

チャーチ・ワールド・サービス アジア太平洋
CHURCH WORLD SERVICE- ASIA/ PACIFIC
チャーチ・ワールド・サービスはアジア太平洋地域において最も古く最も大きなエキュメニカル組織です。およそ1,000人のスタッフとパートナー団体と共に活動しています。インドネシア、東ティモール、パキスタン、アフガニスタン、カンボジア、ラオス、ベトナムに現地事務所、タイのバンコクにアジア太平洋地域事務所があります。
アジア太平洋地域で強いパートナーシップを持つ長い歴史を利用して、アジア太平洋地域事務所は各現地事務所と貴重なパートナー団体との調整役を担っています。また、アジア太平洋地域から参加者が集まるミーティング、トレーニング、ワークショップなども開催しています。アジア太平洋地域事務所はパートナー団体を通して、ミャンマー(ビルマ)、バングラディッシュ、中国、フィジー、日本、インド、ネパール、フィリピン、スリランカ、タイでプログラムを実施しています。
チャーチ・ワールド・サービスはACT AllianceとInternational Council of Voluntary Agencies (ICVA)に加盟しています。また、ジュネーブにあるスフィア・プロジェクトやHAP事務局とも品質管理と説明責任に関して密接に協力しています。www.cwsasiapacific.org/

特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
JANICは平和で公正な地球市民社会の実現に寄与するために1987年に設立されました。人々の貧困からの脱却、自立的発展、基本的人権の擁護、対立・紛争の解決、地球環境の保全等に向けて国際協力を行う日本の市民組織(NGO)の活動の促進および強化を図ることを目的としています。NGO間のネットワーク・共同事業の推進
NGOの人材育成・組織強化、知識・情報の普及、調査研究および提言活動、教育・学習活動の推進、関係機関との交流・協力などを行なっています。

ヒューマニタリアン・アカウンタビリティ・パートナーシップ(HAP)
Humanitarian Accountability Partnership (HAP)
ヒューマニタリアン・アカウンタビリティ・パートナーシップ(HAP)インターナショナルは、創設メンバーがHAPの会員条件として策定した説明責任のHAP原則に適合する組織を認定し、人道危機で影響を受ける人々に対する説明責任を推進することを目的として2003年に設立された。このHAP原則を適用することで、組織はその支援対象者や受益者のために行う業務に対する説明責任を負うことになる。HAPは、メンバーが説明責任の原則を適用し、活動原則に適合していることを検証するため、一貫性があり、客観的で、論理的な方式を提供する目的で「人道支援の説明責任と品質管理のHAP基準2007」を策定した。当基準は人道支援事業の説明責任と品質を評価、改善、承認する最初の国際規格である。
「人道支援の説明責任と品質管理に関するHAP基準2010」は、「ISO/IEC専門業務用指針第2部―国際規格の構成及び作成の規則」(2004年第5版)を参考に、人道支援に特化した品質管理と説明責任の国際基準として作成された。www.hapinternational.org

スフィア・プロジェクト(The Sphere Project)
スフィア・プロジェクトは人道NGOや赤十字と赤新月社によって紹介された。スフィアは2つの信念を基礎としている。一つ目は災害や紛争によってもたらされる人々の苦しみを可能な限り軽減すること、二つ目は災害の影響を受けた人々は尊厳のある生活を送る権利があり、支援を受ける権利がある。
スフィア・ハンドブック–人道憲章と災害対応の基準–は、被災した人々の権利、緊急時に満たすべき基準、指標、手引きを説明する人道憲章を含んでいる。水と衛生、食糧、栄養と食料支援、シェルター、定住、生活雑貨類、保健などの災害対応の主要分野と同じように、全てのセクターに共通する最低基準がある。
この基準の目的は、被災した人々の支援の質を改善し、災害対応の人道支援システムの説明責任を強化することにある。2004年改訂版は80か国から400団体4,000人が参加し、18か月かけて作り上げた。最新の2011年版は300団体450人の専門家が参加し、30か月かけて作り上げた。www.sphereproject.org


ワークショップ応募用紙→コチラ
トレーナー育成研修応募用紙(英文のみ)→コチラ